もともと日本文化としての着物が好きで、ずっと気になっていました。 よく見れば、平面的な布を無駄なく使い切る構造は、プロダクトとしても合理的で面白いなと。ただそれだけではなく着る機会を増やすため、まずは知識を深めようと図書館で定評のある3冊を借りてきました。
実際に読み比べてみると、同じ「男着物」でもスタンスが三者三様で興味深かったです。
知識の土台:『決定版 男のきものの入門』
基本を知るにはこれ以上ない一冊です。
- 読んでみた感想: 着付けの手順から、知っておくべき作法まで網羅されています。ざっくり広く知識が得られるので、わからないことがあったときに立ち戻りやすい「辞書」のような安心感がありました。
- 自分の使い方: 全ページをNotebookLMに読み込ませて、いつでも引き出せる自分専用の「着物データベース」を作りました。これは返却期限が来たら、手元に置くためにポチる確定枠です。
目の保養(少し遠い世界):『はじめての男着物』
紹介されているコーディネートはどれも素敵で、良いものを知るには最適です。
- 読んでみた感想: ただ、最初から高級な着物が並んでいるので、「これから始めよう」という身には少しハードルが高いかな……という印象。店舗紹介なども含め、少し商業的な空気も感じました。
- デザイナーの視点: とはいえ、色合わせや組み合わせの美しさは流石です。良いもの、良いバランスを学ぶための「ビジュアル資料」として眺めるのが一番しっくりきました。コーディネートがとても参考になります。
勇気をくれる:『自由にいこう!男着物』
サクッと読めて、一番「着てみよう」という気持ちにさせてくれたのがこれ。
- 読んでみた感想: 表紙で自転車に乗っている姿が象徴的ですが、「着崩れなんて気にせず、気楽に楽しめばいい」というスタンスに救われます。
- 自分との相性: 毎日着るわけではないけれど、たまにさらっと楽しみたい。そんな僕にとって、敷居をグッと下げてくれるこの本は、最高のバックアップになりそうです。
まとめ:図書館で借りて正解でした
3冊それぞれに役割があって、まずは図書館で中身を確かめて良かったです。「基本を1冊目で調べ、2冊目で目を養い、3冊目のマインドで気楽に楽しむ」という使い分けが見えてきました。
さて、次はいよいよ「自分の着物」を探しに行こうと思います。 新品で揃える2冊目の世界観も素敵ですが、まずは1冊目の知識で自分のサイズ(裄丈や身丈)を割り出し、3冊目のマインドで「中古の着物や小物」を宝探し感覚で掘り出しに行く予定です。
リサイクルショップや骨董市で、プロダクトとして筋の良い一点ものに出会えるか。 その「中古着物ハンティング」の様子も、また別の記事でレポートします。




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