








箱根に行ってきました。
メインの目的は富士屋ホテルの見学です。泊まったのは別のホテルで、そちらでは着物を持参して足湯へ。移動・見学・温泉、それぞれ違う顔の箱根を一日で味わった記録です。
富士屋ホテル|建築として見に行く価値がある場所









富士屋ホテルは1878年(明治11年)開業。日本初の本格的な外国人向けリゾートホテルのひとつです。泊まりではなく、純粋に建築を見に行きました。



素晴らしいのは和と洋が混在した装飾の細かさです。外観は西洋風でありながら、随所に和のディテールが入っている。当時の日本が「西洋に見せる和」を意識して設計したものだと思っています。 彫刻もふんだんに用いられ、エントランス上部の白い孔雀もよく見ると、向かって右側の孔雀は口を開き、左側は口を閉じています。神社仏閣の狛犬などに見られる「阿吽」の形式をとっており、魔除けや守護の意味が込められているようです。




特に気になったところは①ロビー天井のR形状と照明(残念ながら今回は有名なメインダイニングの天井は見られませんでした)②トイレも手の込んだ輸入タイルと輸入水栓レバー(フランス直輸入とのこと)③陶器の金魚がおよぐ廊下 などですね。細かいところまで贅を凝らしています。
プロダクトデザイナーとして、時代を超えて残っている建築には素直に興味があります。富士屋ホテルは「泊まらなくても歩くだけで十分伝わるものがある」場所でした。
宿にて|着物で足湯に入る


宿に戻ってから着物に着替えて、足湯へ。裾をどう処理するか少し考えましたが、ステテコも履いていたのでシンプルにたくし上げて入湯してもよいかと。。



今回は卸したてのぞうりを着用、ものすごく歩きやすい!!やはり履物は良いものを買って正解でした。また帯も先日新調した博多献上帯。格好良いですよね、締まります。デザイン的にも物理的にも緩みがないです笑
外の景色を眺めながら足湯に浸かるのは格別。着物という装いが、この時間をちょうど良く引き締めてくれた気がします。洋服で同じことをしても、たぶん同じ感覚にはならなかったのではないでしょうか。
着物で旅をするということ
富士屋ホテルでは着物を着ていませんでした。でも宿で着替えて足湯に入った時間の方が、今回の旅で一番「着物で来て良かった」と思った瞬間でした。もちろん風呂上がりは浴衣です。
特別な場所で着るより、ちょっとした時間に着る方が着物や浴衣の良さが出る気がしています。




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