日常のデザインを書き留める。ミヤシタパークで見つけたノートと手作りペンホルダー

【思考(Design & Life)】

私たちの日常には、ふとした瞬間にアイデアやインスピレーションが舞い降りてくることがあります。そんな大切な思考の欠片を逃さず形にするためには、手によく馴染み、いつでも持ち歩きたくなるような「道具」の存在が欠かせません。

私のブログの裏テーマでもある「長く使える美しい道具との付き合い方」。今回は、最近新調したお気に入りのノートとペン、そしてそれらを繋ぐ自作のアイテムをご紹介します。

ミヤシタパークで出会った、気負わず使える文房具たち

先日、渋谷のミヤシタパーク(MIYASHITA PARK)に立ち寄った際、ふらりと覗いたステーショナリーショップで素敵な出会いがありました。

購入したのは、洋書のような風合いが魅力のハイタイド「パギーズ ペーパーバックノート」と、penco(ペンコ)の「グライダーカラーペン」です。

どちらも非常に手に取りやすい価格帯でありながら、使い勝手が抜群に優れています。 ペンは樹脂製の0.8mmのペン先が紙に引っかかることなく、水性インクならではのサラサラとした感触で滑らかに文字を綴ることができます。私が選んだブラウンのインクは、万年筆のセピアを思わせる渋みのある色合いです。

ノートはざらりとした質感の再生紙が心地よく、アイデアや図面を自由に描き殴るのに最適。ボール紙を使った表紙は、毎日鞄に放り込んで連れ歩き、使い込んでいくうちに飴色に変化していくという「育てる楽しみ」も持ち合わせています。

「気楽さ」と「愛着」を両立させるペンホルダー

「長く使える美しい道具」と聞くと、つい高価で頑丈な一生モノを想像しがちです。しかし、肌身離さず持ち歩くノートやペンは、移動中にどこかへ置き忘れたり、失くしてしまったりするリスクが常に付きまといます。だからこそ、本体自体は惜しみなくガシガシと使える、手頃でフレンドリーなものであることが、私にとってのリアルな道具選びの基準です。

そこで、その「気楽な相棒たち」を束ねる役割として、ペンホルダーを自作しました。 深いグリーンのゴムバンドに、上質なブラウンのレザーを縫い合わせたシンプルな構造です。

高価なノートを丁寧にデスクで使うのではなく、手頃なノートとペンをこのペンホルダーでひとまとめにして、どこへでもラフに連れ出す。ノートを使い切ったら、また新しいノートにこのペンホルダーを付け替える。

ノートやペンを消耗品として割り切るのではなく、それらをまとめ上げるペンホルダーにこそ「長く使う」というコンセプトを託しました。この革の部分が手の油分を吸い、少しずつ艶を増していくことで、中身のノートがどれだけ入れ替わっても、私だけの特別な「道具」としての品格が育ち続けていきます。

美しい道具が、新しいアイデアを生む

新しく買ったノートのまっさらなページを開き、お気に入りのペンを走らせる瞬間は、何度経験してもワクワクするものです。

写真にも少し写っていますが、最近はこのノートにコインケースやキーリングなど、次に作りたいレザーアイテムのラフスケッチを描き込んでいます。

追記:糸切りバサミケースをハギレで作成できるサイズで検討、型紙作成中。完成したらアップしますね。

手頃で使い勝手の良いノートとペン、そしてそれらに経年変化の味わいと愛着を添えてくれる手作りのペンホルダー。気負わずに使えるからこそ、浮かんだアイデアをその場でどんどん形にしていけるような気がしています。

皆さんもぜひ、自分なりの「気軽さ」と「愛着」のバランスを見つけて、日々の生活に美しい道具を取り入れてみてはいかがでしょうか。

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